ECサイトリニューアルで順位が落ちる本当の原因|SEOを守るリダイレクト設計

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リニューアル後、検索からの流入が大きく落ち込んだ。デザインのせいか、コンテンツの中身か。そう探っているうちに、本当の原因にたどり着けないまま数ヶ月が過ぎていく。Raboに届く相談で、こうしたケースは少なくありません。

リニューアル後にSEO順位が落ちる根本原因は、ほとんどの場合「URLが変わったこと」にあります。そして、URLが変わってもSEO評価を新URLに引き継げるかどうかは、リダイレクト設計の精度で決まります。

本記事では、URL変更と順位低下の関係から、リダイレクト設計の中身、設計と並行して必要な3つの作業、発注者が握るべき確認項目までを順に整理します。

目次

1.SEO順位が落ちるのは、URLが変わるから

ECサイトリニューアル後にURL変更でSEO順位が下落していくイメージのグラフ

リニューアル後の順位低下は、デザインやコンテンツが原因と思い込まれがちですが、ほとんどはURL変更が引き金になっています。まずは「なぜURLが変わると順位が落ちるのか」というメカニズムと、リニューアルでURLが変わる典型的なケースを押さえます。

1-1. なぜURLが変わるとSEO順位は落ちるのか

URLが変わると、検索エンジンから見れば「別のページが新しく登場した」状態になります。そのため、旧URLが積み上げてきたSEO評価は、そのままでは新URLに移りません。

検索エンジンは、URLを単位として被リンク数・コンテンツ評価・クロール頻度といった評価情報を蓄積しています。URLが変われば、これらは旧URLに紐付いたまま残り、新URLは評価ゼロの新規ページとして扱われます。外部サイトからのリンクも、旧URLを指したまま残ります。リンクから来た訪問者は、旧URLが404になっていれば「ページが存在しない」表示にぶつかり、検索エンジンは被リンク評価を引き継ぐ手がかりを失います。

リニューアル後、検索流入が3割落ち込んだまま戻らない。デザインや構成を見直しても回復しない理由は、ここにあります。評価の引き継ぎを意図的に行うための作業が、次章で扱うリダイレクトです。

1-2. リニューアルでURLが変わる典型ケース

「デザインを刷新するだけ」のリニューアルでも、URLが変わるパターンは複数あります。代表的なのは以下の5つです。

カートシステムの移行:他のECカート(BASE、STORES、EC-CUBE等)からShopifyへの乗り換え。Shopify同士でも、別ストアへの立ち上げ直しならドメインも商品URL構造も変わります。

Shopify内のリニューアル:同じShopifyストアでも、カテゴリ構造の組み直しや商品URL(ハンドル名)の整理で、旧URLが消えます。

URL命名規則の変更:日本語URLから英語URLへの変更、カテゴリ階層の整理など、SEO目的でURL構造を見直すケース。

ドメインの変更:独自ドメインの取得や変更を機にリニューアルを行うケース。

廃止する商品・カテゴリの発生:在庫切れや終了したキャンペーンページなど、新サイトに引き継がない(引き継げない)ページが出てくるケース。

発注前の打ち合わせで、新URLが旧URLとどう変わるのかを制作会社に確認しておくことが、SEO評価の引き継ぎを考える出発点になります。

2.SEO評価を引き継げるかは、リダイレクトの設計次第

リダイレクト設計で旧URLと新URLを突き合わせる301リダイレクト設定作業のイメージ

リダイレクトを設定すれば、旧URLのSEO評価は新URLに引き継がれます。ただ、リダイレクトは「ツールで自動的に済む」ものではありません。引き継ぎが成功するかどうかは、設計の精度で決まります。

2-1. リダイレクトは、旧URLごとに転送先を決める作業

100本の旧URLがあれば、100本それぞれに「どこへ転送するか」を決める。これがリダイレクト設定の実態です。ツールで自動的に一括処理できるケースもありますが、最終的には人がスプレッドシートで突き合わせて確認する必要のある地道な作業です。

多くの旧URLは、新URLと1対1で対応します。旧商品ページが新しい商品ページに対応し、旧カテゴリも新カテゴリに対応していれば、その分はシンプルに決まります。問題は、対応関係を機械的に判定できないことです。旧URLと新URLが「同じ商品」「同じカテゴリ」を指していると確認するには、旧URL一覧と新URL一覧を並べて突き合わせる工程が必要です。商品コードやページタイトルを照合して、1本ずつ手で対応関係を決めていきます。

SEO評価を引き継ぐためのリダイレクトは「301リダイレクト(恒久的な転送)」を使います。「302リダイレクト(一時的な転送)」は評価が引き継がれにくいため、リニューアル時には選びません。発注時に制作会社へ「301で設定してください」と一言指定しておくと、認識のずれが起きません。

「ツールを使えば一括処理できる」と思って発注したら、実際には制作会社のディレクターと一緒にスプレッドシートを開いて、URLを1本ずつ目視で確認する作業に立ち会うことになる。リダイレクトの実態は、思っているよりずっと手作業に近い世界です。旧URLの本数が多ければ、それだけ設定にも検収にも時間がかかります。

2-2. 「対応するページがない」URLをどこに転送するか

1対1で素直に対応できないURLが、必ず一定数出てきます。判断の軸は「旧URLの内容と関連性のあるページに転送する」ことです。

1対1で対応できない代表例と、転送先の考え方は以下です。

・廃止した商品ページ:同じカテゴリの一覧ページか、関連商品のページに転送

・終了したキャンペーンページ:通年で関連するカテゴリページに転送

・統合されたカテゴリ:統合先の新カテゴリに転送

「困ったらトップページに全部リダイレクト」が選ばれることがありますが、これは避けたほうがよい場面が多いです。Googleは公式に「多数の元URLから、関連性の低い1つのURL(新しいサイトのトップページなど)にリダイレクトすることは避けてください」と案内しており、こうしたリダイレクトは「ソフト404」として扱われ、評価が引き継がれない場合があります。

廃止商品が数百点あるような場合、すべての転送先を個別に決めるのは時間も労力もかかります。実務的にはカテゴリ単位でルールを決めるのが現実的です。手順としては以下のように進めます。

・廃止URLをカテゴリごとに仕分けする(例:アパレルの廃番商品/食品の終売品/キャンペーン終了ページ)

・カテゴリごとに転送先のデフォルトルールを決める

 (例:アパレル廃番→該当ブランドの一覧ページ、食品終売→該当ジャンルのカテゴリページ)

・デフォルトルールに当てはまらない例外URLだけ、個別に転送先を判断する

ルール化できるものはルールで処理し、個別判断が必要なものだけ1本ずつ決める。この2段構えで設計するのが、設定時間と引き継ぎ精度のバランスを取る方法です。

3.SEO評価の引き継ぎは、リダイレクト+3つの作業で完成する

サイトマップ送信と内部リンク張り替えとSearch Console通知でSEO評価の引き継ぎを完成させる工程イメージ

リダイレクトを設定しただけでは、引き継ぎは半分しか終わっていません。検索エンジンに新URLを認識させる工程、サイト内に残った旧URLを片付ける工程、検索エンジンに変更を能動的に知らせる工程。この3つを並行して進めて、評価の引き継ぎが完成します

3-1. サイトマップは、検索エンジンに新URLを伝える窓口

リニューアル後にやるべきことは、新URLでサイトマップを生成し直し、Google Search Console に送信することです。リダイレクトが「旧URL→新URL」の橋渡しなら、サイトマップは検索エンジンに「新URLそのものを認識させる」役割を果たします。

Shopifyでは、サイトマップ(sitemap.xml)はストア公開と同時に自動で生成されます。生成されるサイトマップには、すべての商品、メインの商品画像、ページ、コレクション、ブログ記事へのリンクが含まれています。発注者が手作業でサイトマップを作る必要はありませんが、生成されたサイトマップを検索エンジンに送る作業は人が行わなければなりません。具体的な手順は以下です。

1. Google Search Console に新ドメイン(または既存ドメイン)のプロパティを登録

2. サイトマップ送信メニューから「sitemap.xml」を送信

サイトマップの送信は、リダイレクト設定と同じタイミングで進めておく工程です。怠ると、リダイレクトを設定しても新URLが認識されるまでに数週間〜数ヶ月の遅れが生じることがあります。

3-2. サイト内の旧URLは、将来のリンク切れの種になる

サイト内に残った旧URLは、リダイレクトで動作上は問題なく見えますが、新URLに張り替えておかないと将来のリンク切れの原因になります。リダイレクトをいつか止めた段階で、サイト内の旧URLは全部リンク切れになるためです。

張り替え対象は、発注者が管理画面で確認できるものと、制作会社に依頼して修正してもらうものに分かれます。

発注者が管理画面で確認できるもの

・ナビゲーション・フッターメニューのリンク:管理画面の「メニュー」設定で、旧URLのまま残っていないか確認

・ブログ記事内に貼られた商品リンク・カテゴリリンク:ブログ管理画面で本文を一括検索・置換、または手作業で修正

・商品説明文・固定ページ本文内のリンク:「関連商品はこちら」「詳細はこちら」のような誘導リンクが旧URLを指していないか

制作会社に依頼して修正してもらうもの

・テーマファイル内に直接書かれているリンク:Liquidテンプレート内のバナー誘導・特集ページ誘導など、コードに書き込まれたURL

・メタフィールドに登録されたリンク:カスタム項目として外部リンクや内部リンクを管理している場合

公開後にサイト内リンクを総点検していると、想定外の場所に旧URLが残っていることがあります。「ブログのテキストリンクは全部潰したはずなのに、テーマ内のバナー画像のリンク先だけ旧URLのままだった」というケースが、Raboへの相談でも繰り返し挙がります。リダイレクトに頼り続けるのではなく、サイト本体を新URLで完結させるイメージで、公開と同時に張り替えを終わらせます。

3-3. 検索エンジンに「サイトが変わった」と知らせる方法

検索エンジンは、リダイレクトとサイトマップを設置しても、それに気づいてインデックスを更新するまで時間がかかります。Google Search Console を使って能動的に通知することで、反映までの期間を短縮できます

なお、Yahoo! JAPANの検索結果はGoogleの検索技術を利用しているため、Google Search Consoleで通知すれば、Yahoo!検索にも結果が反映されます。Yahoo!向けに別途追加の作業を行う必要はありません。

Search Console には、サイト変更を知らせるための機能が用意されています。

・アドレス変更ツール:ドメインそのものが変わった場合に使う。旧ドメインから新ドメインへの変更を申請する。

・URL検査ツール:主要ページの新URLについて「インデックス登録をリクエスト」する。トップページや主要カテゴリページなど、優先度の高いURLから順に行う。

何もしなくても、いずれクロールされて新URLは検索結果に反映されます。ただ、その「いずれ」が数週間先か数ヶ月先かは、サイト規模や能動的な通知の有無で大きく変わります。早く反映させたい主要URLから順に、URL検査ツールでインデックス登録をリクエストしておくと、検索結果への反映が早まります。

4.発注者がやるべき、発注前の確認と公開後のチェック項目

ECサイト制作会社との発注前打ち合わせでリダイレクト範囲と検収項目を確認するシーン

リダイレクト設計の精度は、制作会社の技量だけでなく、発注前の取り決めと公開後のチェック体制で大きく変わります。発注者として握っておくべき項目を、発注前・公開後の時系列で整理します。

4-1. 発注前|どの旧URLまで一覧表に載せるかを決める

リダイレクト設定の対象範囲を、発注前に「どこまで拾うか」のレベルで合意しておきます。範囲が曖昧なまま発注すると、公開後に「想定外のURLが転送されていない」というトラブルに繋がります。

旧URLの抽出には、複数の情報源を組み合わせます。それぞれカバーする範囲が違うため、どれを使うかで一覧表の本数も変わります。

・Google Search Console:直近の検索結果に表示されたURLを抽出。流入のないページは漏れる可能性がある。

・Google Analytics:実際にアクセスがあったURLを抽出。流入実績ベースで網羅できる。

・現サイトの sitemap.xml:サイト内で公開済みのURLを網羅的に抽出。 ・クローラーツール(Screaming Frog 等):実際にサイトを巡回。リンクがあるURLを丸ごと抽出できる。

情報源によって拾える本数が変わり、見積もり本数の根拠も変わります。流入実績ベースで100本なのか、サイト全URLで500本なのか。制作会社の見積もりが「何本までの設定」を前提にしているのかを、発注時に確認します。

発注前に握っておきたいのは次の3点です。

・どの情報源を使って旧URLを抽出するか(=見積もり本数の根拠)

・見積もりに含まれるリダイレクト設定の本数上限

・想定本数を超えた場合の追加費用のルール

一覧表のフォーマット(CSVかスプレッドシートか)も合わせて合意しておくと、検収段階で揉めにくくなります。「リダイレクトは制作会社がやってくれる」という認識のまま発注すると、見積もりに含まれていた本数を超えた瞬間に追加費用が発生したり、最悪の場合、漏れがそのまま放置されたりします。

4-2. 発注前|テスト方法と検収項目を合意する

「設定したつもりが漏れていた」を公開後に発覚させないために、検収基準を発注前に取り決めておきます。何をどう確認すれば「リダイレクトが正しく設定された」と判断できるのか。その物差しを発注者と制作会社で共有しておく工程です。

検収項目として握っておくべきは以下です。

・テストの範囲:一覧表の全件をチェックするか、サンプル抽出(例:上位流入100URL)か

・テスト環境:ステージング環境で公開前にテストするのか、本番公開後に検収するのか

・確認方法:ブラウザでの遷移確認、ステータスコードのチェック(301が返っているか)

・リダイレクトループ・チェーンの確認:旧URLが新URLへ転送された先がさらに別URLへ転送されていないか(チェーン)、循環していないか(ループ)

・検収主体:発注者が確認するのか、制作会社のレポートで代替するのか

・検収タイミング:公開直前か、公開直後か

リダイレクトチェーン(A→B→Cと多段で転送される状態)は、検索エンジンの評価伝達を弱める要因になります。旧URLが新URLに転送され、その新URLがさらに別の新URLに転送されている、というケースは、リニューアルとリニューアルが重なる現場では起こりがちです。検収段階でチェック対象に入れておきます。

実例として、「商品URLは全件設定済み」と聞いていたのに、特集ページのURL(商品の集合体ページ)が一覧表から漏れていて、公開後にSearch Consoleで複数の404が発見される、というケースがあります。検収項目が曖昧だと、こうした構造的な漏れが拾えません。スプレッドシートに「検収済」のチェック列を作って一緒に消し込んでいく運用が、漏れを防ぐためのオーソドックスな方法です。

4-3. 公開後|順位・流入のモニタリング

公開後、検索順位と流入を観察するタイミングは4つあります。公開直後、1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後。この4点で、評価の引き継ぎが進んでいるかをマクロに確認します。

モニタリングに使う主なツールは Google Search Console(クエリ別の検索順位、検索結果からの流入数、インデックス登録状況)と Google Analytics(オーガニック検索からの流入数、ランディングページ別の流入)です。

時点ごとに見るべき項目と、異常と判断する目安は以下です。

・公開直後(〜3日):Search Console の「カバレッジ」で、新URLがインデックス登録され始めているか確認。リダイレクトが正しく機能していれば、旧URLが順次「ページが正常にリダイレクトされました」のステータスに変わっていく。

・1週間後:検索流入が前年同週比で2〜3割減までは想定範囲内(リダイレクト直後の一時的な揺れ)。5割以上減っている場合は、リダイレクト漏れや誤設定の可能性が高いため再点検が必要。

・1ヶ月後:検索流入が公開前の8割以上に戻っているのが目安。8割未満で停滞している場合は、404の発生状況とリダイレクト設定を再確認。

・3ヶ月後:完全に評価が引き継がれたかの最終確認。流入が公開前の水準まで戻っていれば成功。下回り続けている場合は、リダイレクト以外の要因(コンテンツの変更、内部構造の変化など)も含めた本格的な調査が必要。

モニタリングは「順位が下がっていないか不安だから見る」のではなく、「設定通りに引き継ぎが進んでいるかを確認する」スタンスで行います。異常が見つかったときの初動は、リダイレクト設定の再確認と、転送漏れ(404)の検出です。

4-4. 公開後|転送漏れ(404エラー)の確認

公開後は、404エラーが発生していないかを定期的にチェックします。一覧表に載っていなかった旧URLは、必ず一定数残ります

404エラーの検出方法は以下です。

・Google Search Console の「ページ」レポート:「見つかりませんでした(404)」「インデックス未登録」のURLを確認

・サーバーのアクセスログ:404を返したリクエストのURLを抽出

・GA4のページ別レポート:「/404」のページパスへのアクセスを確認

確認のタイミングは、公開直後、1週間後、1ヶ月後を目安にします。404が見つかった場合は、該当URLを一覧表に追加してリダイレクトを設定します。流入のあるURL、外部から被リンクされているURLを優先的に対応します。

公開後に外部サイトからのリンクをたどっていて、「このURL、リダイレクト設定が漏れている」と気づくパターンもあります。発注前の一覧表で網羅したつもりでも、外部からの参照経路まで完全に拾い切るのは難しいものです。流入のあるURL・被リンクのあるURLを優先的に拾い続けることで、SEO評価の引き継ぎは段階的に完成度を高めていけます。404の検出と追加対応は、公開後3ヶ月程度は継続的に行う作業です。

5.よくある質問(FAQ)

5-1. Q1:リダイレクト(301)はいつまで残すべきか

Googleの公式見解では、最低1年間は残すことが推奨されています。新URLが完全にインデックスされ、外部サイトからの被リンクも徐々に新URLへ張り替えられていく期間として、1年は必要とされています。

外部からの被リンクが多いサイトや、流入の多いサイトでは、永続的に残しておく運用も一般的です。301リダイレクトはサーバーや管理画面の負荷にならない範囲で、残し続けるのが安全です。

5-2. Q2:リダイレクトが検索結果に反映されるまでの期間

数日〜数ヶ月の幅があります。Search Console で「URL検査ツール」によるインデックス登録リクエストを行ったページは早く反映され、何もしない場合は通常のクロール頻度に依存します。

サイト全体の検索結果が安定するまでには、規模にもよりますが1〜3ヶ月を見ておくと安心です。

5-3. Q3:ドメインも変わる場合のリダイレクト

ドメイン変更を伴う場合は、リダイレクト設定に加えて以下の作業が必要です。

・Google Search Console の「アドレス変更ツール」で旧ドメインから新ドメインへの変更を申請

・新ドメインを Search Console にプロパティ登録 ・新ドメインでサイトマップを再送信

ドメイン変更はURL構造の変更より影響範囲が大きく、評価の移行に時間がかかります。通常のリニューアルより1〜2ヶ月、反映期間を長めに見積もるのが安全です。

5-4. Q4:旧サイトのサーバーを解約するタイミング

リダイレクトの仕組みをどこで管理しているかで変わります。

旧サーバー上でリダイレクトを設定している場合

(.htaccess での設定など)、旧サーバーを解約するとリダイレクト自体が止まります。この場合、新サーバー側に同じリダイレクト設定を移し替えるか、解約を延期する必要があります。

Shopify管理画面のリダイレクト機能で設定している場合

設定情報はShopify側に保管されているため、旧サーバーの解約はリダイレクト機能に影響しません。設定がどこに保管されているかを公開前に確認してから、旧サーバーの解約スケジュールを決めます。

まとめ

ECサイトリニューアル時のリダイレクト設定に関するよくある質問のイメージ

リダイレクト設計とは、旧URL1本ずつに転送先を決めていく、地道な判断作業です。ツールで自動処理されるものではなく、旧URLと新URLを突き合わせ、1対1で対応できないものには関連性のある転送先を選び、見落としを公開後にも追跡し続ける。この設計の精度で、SEO評価が新URLに引き継がれるかが決まります。

発注者の役割は、制作会社に丸投げしないことです。発注前に対象範囲と検収方法を握り、公開後は順位・流入と404エラーを定期的に確認する。この2つを果たすだけで、リダイレクト設計の精度は実務レベルで担保されます

リニューアル後にSEO順位が落ち込んだまま戻らない、リダイレクト設計の進め方が分からない、発注先の見積もりが妥当か判断できないといった場面で迷ったときは、Raboまでお気軽にお問い合わせください。発注前の要件整理から、公開後のSEO監視までサポートします。

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