【2026年最新】TikTok広告“全種類”完全ガイド!費用・成功事例も網羅

【2026年最新】TikTok広告“全種類”完全ガイド!費用・成功事例も網羅。月間15億人利用、最低5万円〜出稿OK、他SNSより高コスパといった特徴に加え、インフィード広告、ハッシュタグチャレンジ、ブランドテイクオーバー、トップビューなど主要な広告フォーマットが図解されたアイキャッチ画像。
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TikTok広告を調べ始めると、インフィード広告、Spark Ads、TopView、Smart+と、聞き慣れない名前が次々に出てきます。費用も「少額で出せる」という話と「まとまった予算が前提」という話が混ざっていて、自社がどちらに当たるのか分かりにくく、最初の一歩を決めきれない担当者は少なくありません。

判断のポイントは4つに絞れます。自社の商材が向いているか、どの種類から始めるか、テストにいくら組むか、自社で運用するか代理店に任せるか。この記事では、この4つを順に取り上げます。

読み終えるころには、最初に使う広告の種類と、テスト配信に組む予算の目安、運用を誰が担うかまで判断できるはずです。

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TikTok広告代理店15社比較!TikTok広告を成功させる代理店選びのポイントも解説!

目次

TikTok広告が向く商材と向かない商材

TikTok広告に向く商材・向かない商材.jpgTikTok広告は若い世代向けの商材しか売れないと思われがちですが、結果を左右しやすいのは、買い手の年齢よりも商材を映像にしたときの見え方です。また業種によっては、審査の段階で出稿できないこともあります。

広告も通常の投稿と同じ流れで見られるため、最初の数秒で手が止まる素材が前提になる

TikTok広告で最初に越える壁は、冒頭の数秒です。広告はおすすめフィードの中に、ほかの投稿と同じ縦長の全画面で流れてきます。見る側は、投稿と同じ感覚で「見るか、飛ばすか」をその場で決めます。

おすすめフィードは、上にスワイプするだけで次の動画に移る作りです。広告も同じ操作で飛ばせるため、興味を引けなければ一瞬で次へ送られます。最初に手を止めてもらえるかどうかが、そのまま成果を分けます。

テレビCM用の横長の映像をそのまま流すと、冒頭にロゴが出た時点で広告だと分かり、飛ばされやすくなります。商品を手に取る手元や、使った人の表情から始まる動画のほうが、投稿と同じ感覚で見続けてもらえます。

TikTok広告の準備は、投稿として最後まで見てもらえる動画を作る作業に近いものです。商材の向き不向きも、この前提で決まります。

TikTok広告 vs Meta広告 vs YouTube広告|動画広告3媒体を徹底比較 

向くのは動画で変化を見せられる商材、向きにくいのは検討の長い高額商材

TikTok広告が向くのは、使う前と後、開封の瞬間など、変化が映像でひと目で伝わる商材です。向きにくいのは、比較や検討に時間がかかる高額な商材です。

フィードでの判断は一瞬なので、映像だけで「よさそう」と感じてもらえる商材が有利です。高額な商材は、比較や見積もり、社内や家族での相談を経て買われるため、購入の判断はアプリの外で時間をかけて進みます。

商材のタイプ 映像で伝えやすいこと 向き
コスメ・スキンケア 塗った後の質感、色の変化 向く
食品・飲料 湯気、断面、食べた瞬間の表情 向く
アパレル・雑貨 着たときのシルエット、使う場面 向く
アプリ・ゲーム 実際の画面の動き、操作の手軽さ 向く
住宅・不動産、法人向けサービス 条件の比較や見積もりが判断の中心 向きにくい

 

TikTok広告の成功事例商品「BrüMate Era(ブルーメイト エラ)」を持つオークローンマーケティングの担当チーム

「逆さにしても漏れない」ストロータンブラー「BrüMate Era」は、その特徴を冒頭で見せるクリエイターの動画を配信し、検索エンジン経由のページビューが実施前と比べて160%増加しました。※1

向きにくい側の商材も、名前を覚えてもらう目的なら使い道があります。その場合は、売上の件数より、指名検索の増え方で成果を測ります。

【自社の商材がTikTok広告に向くか相談したい方へ】

参照ページ:※1 https://tiktok-for-business.co.jp/archives/23114/

禁止業種と表現規制で出せない商材がある

TikTokの広告ポリシーは、業種を「禁止」「制限付き」「許可」の3段階に分けています。禁止の業種は出稿できず、制限付きの業種は、年齢ターゲティングの制限、資格や許可の証明書の提出、表示内容の条件のいずれかを満たせば出稿できます。※1

日本向けには、国ごとの規定もあります。エナジードリンクの広告と、海外不動産の取得・賃貸を扱う不動産会社の広告は、日本では出せません。※2 減量サプリメントや置き換え食品を条件付きで認める国の一覧にも、日本は含まれていません。※3

業種として出稿できても、表現で止まることがあります。とくに体重や見た目に関わる表現は厳しく、「商品だけで痩せられる」「簡単・確実に痩せる」「見た目が変われば人気者になれる」といった訴求は認められていません。体重に関わる訴求は、18歳以上に限って配信する必要があります。※3 遷移先のページに禁止商品が載っていることも、却下の理由になります。※4 国内の広告には、薬機法や景品表示法も関わります。

判断は、業種、表現、遷移先の3段階です。素材を作り始める前に公式のポリシーページで確認しておくと、撮り直しを防げます。

※1 https://ads.tiktok.com/help/article/ad-creatives-guidelines-sea-nea

※2 https://ads.tiktok.com/help/article/tiktok-ads-policy-other-products-and-services

※3 https://ads.tiktok.com/help/article/tiktok-ads-policy-weight-management

※4 https://ads.tiktok.com/help/article/ad-review-faq

TikTok広告の種類と費用を、買い方ごとに比較する

Tiktok広告種類

TikTok広告の主な種類を、表示される場所とメリット・デメリットで一覧にしました。種類は大きく、少額から試しながら調整できる「運用型」と、表示枠を先にまとめて買う「予約型」の2つに分かれます。

種類 どこに出る? ひとことで言うと メリット デメリット
■ 少額から試して育てる(運用型)
インフィード広告 おすすめ動画の合間 広告用に作った動画を流す 反応を見ながら直せる 動画の出来が成果をほぼ左右する
Spark Ads おすすめ動画の合間 投稿済みの動画を広告として流す いいねやコメントが元の投稿に残る 他人の投稿は本人の許可が要る
Smart+ おすすめ動画の合間ほか 誰に・どの動画を見せるかをAIに任せる 設定の手間が減る 細かい調整がしにくい
検索結果への配信 TikTok内の検索結果 いつもの広告を検索した人にも見せる 探している人に届く 単独の広告としては出せない
■ まとまった予算で枠を押さえる(予約型)
TopView アプリを開いた直後 その日最初の1本として全画面で見せる 確実に目に入る 使える会社が限られる
リーチ&フリークエンシー おすすめ動画の合間 インフィード枠を固定単価で予約する 届く人数と回数を事前に決められる 使える会社が限られる
ブランドエフェクト ユーザーの撮影画面 ブランドのフィルターを使ってもらう ユーザーの投稿の中で広がる 制作に手間と費用がかかる
■ アプリから出す簡易版
プロモート おすすめ動画の合間 アプリから自分の投稿を後押しする 数タップで出せる 自分の投稿しか流せない

 

買い方は運用型と予約型の2つで、お金のかかり方が違う

表示されるたびに入札して少しずつ払うのが運用型、表示回数や日付を先にまとめて買うのが予約型です。企業が始めるなら、運用型から入るのが基本です。

運用型は、広告マネージャーという管理画面で1日の予算を決めて出稿します。予算は配信を始めた後でも増減でき、止めることもできます。※1 出せる最低額は、キャンペーン単位で1日50米ドル超、その中の広告グループ単位で1日20米ドル超です。

費用は、表示1,000回あたり(CPM)、クリック(CPC)、動画の再生(CPV)などの単位で発生し、目的によって変わります。※2 公開されている単価の目安には幅があり、CPCで30〜100円程度、CPVで5〜60円程度、CPMは数百円から2,000円程度までと解説によって開きがあります。※3※4

予約型は日付と表示回数を先に確定させて買うため、配信中の数字を見ながら予算や動画を調整する使い方には向きません。公式の価格表はなく、金額は見積もりで決まります。

TikTokアプリから自分の投稿を後押しする「プロモート」は、運用型の簡易版です。予算と期間を選ぶだけで出せる一方、流せるのは自分のアカウントの動画とLIVEだけで、広告用に作った動画は使えません。※5

【2026年版】TikTok広告の費用・相場を徹底解説!種類別の料金表と費用対効果 

※1 https://ads.tiktok.com/resources/help/article/budget

※2 https://ads.tiktok.com/business/how-it-works/budgeting

※3 https://0120.co.jp/blog/video-27/

※4 https://tms-partners.com/15021/

※5 https://ads.tiktok.com/help/article/about-promote-on-tiktok?lang=en

運用型|インフィード広告かSpark Adsから始めて、4つを組み合わせる

運用型で選べるのは、インフィード広告、Spark Ads、Smart+、検索結果への配信の4つです。最初は、新しく動画を作るならインフィード広告、反応のよかった投稿があるならSpark Adsから始めます。

インフィード広告:広告用の動画を投稿の合間に流す

運用型の基本形です。広告用にアップロードした動画を、年齢・地域・興味関心などを指定して配信します。TikTokの公式事例では「Diversion Ads」とも呼ばれています。※1

メルカリはZ世代向けに、広告らしさを消した「おもしろ系」や「あるある」ネタの動画を試し続け、配信金額を446%増やしながら新規会員登録の獲得単価を75%改善しました。※2

Spark Ads:投稿した動画をそのまま広告にする

投稿済みの動画を広告として配信する形式で、配信中に増えた再生・いいね・コメントは元の投稿に積み上がります。クリエイターの投稿も、本人の許可があれば使えます。※3

福岡のライフスタイルブランド「Guardner」は、反応のよかった自社投稿をSpark Adsで配信し、同時期の通常の広告と比べて購入率が21%高く、獲得単価が13%低い結果になりました。※1

Spark Adsの使い方|オーガニック投稿を広告化する独自フォーマットの設計 

Smart+:誰に、どの動画を見せるかをAIに任せる

成果の指標、素材、配信する地域と言語を渡せば、配信相手・入札・素材の出し分けをTikTok側が自動で行います。※4 人の仕事は、AIに渡す素材を用意することに移ります。

ヘアケアブランド「ベルミス Color+」は、条件をそろえてSmart+と通常の配信を比べ、Smart+のほうがクリック率108%高、獲得単価19%低という結果でした。※5

TikTok Shopで販売する場合は、Shop向けに配信を自動化する「GMV Max」が別にあります。

検索結果への配信:いつもの広告を探している人にも見せる

インフィード広告の設定をひとつ有効にすると、TikTok内の検索結果にも「スポンサー」表示で広告が出ます。※6 新しく動画を作る必要はありません。キーワードを指定する検索広告もありますが、日本で使える目的はサイトへの誘導に限られています。※7

始め方の順番は、インフィード広告かSpark Adsで反応の取れる動画を見つけ、本数がそろったらSmart+に任せ、検索結果への配信で届く場所を広げる流れです。

※1 https://ads.tiktok.com/business/en/inspiration/guardner

※2 https://ads.tiktok.com/business/ja/inspiration/mercari-success-stories

※3 https://ads.tiktok.com/help/article/spark-ads-faq

※4 https://ads.tiktok.com/help/article/about-smart-plus-campaign

※5 https://ads.tiktok.com/business/ja/inspiration/belmise-color-success-stories

※6 https://ads.tiktok.com/help/article/about-automatic-search-placement

※7 https://ads.tiktok.com/resources/help/article/search-ads-campaign-availability

最初のテスト予算は「目標の獲得単価×10」を2週間続けられる額が目安

最低額でも配信はできますが、良し悪しを判断できる予算は別です。TikTokは購入を成果とする場合、広告グループの1日の予算を「目標の獲得単価の10倍」か「200米ドル相当」以上にするよう勧めています。※1

配信を始めてしばらくは、AIが「誰に見せると反応がいいか」を学んでいる途中です。予算が少なすぎると学習が進まず、数字が出そろう前に判断することになります。TikTokは、学習が終わる前に配信対象や予算を変えないこと、変更するときは2日以上空けることも勧めています。※1

たとえば、1件の購入に3,000円までかけられる商材なら1日3万円、2週間でおよそ42万円です。目標の獲得単価が1,000円なら、同じ2週間でおよそ14万円になります。

※1 https://ads.tiktok.com/help/article/budget-best-practices

予約型|まとまった予算で、日付と枠を先に押さえる

予約型は、目立つ枠や届ける人数を日付ごと先に買う形です。新商品の発売日やセールのように、「この日に見せたい」が決まっている場面で使います。

TopView:アプリを開いた直後の1本を押さえる

最初の3秒を全画面で見せた後、通常のインフィード広告と同じ見た目に切り替わる広告です。素材は事前の承認が必要です。※1

TopViewは、条件を満たす広告主のみが利用できます。予約はTikTokの営業担当を通すのが基本で、管理画面から自分で予約できるのは一部の広告主です。その条件や日本での最低出稿額は公式ヘルプに載っていないため、営業担当か代理店に確認します。※2

メディキュット広告例

着圧ソックスの「メディキュット」は、ECのセール期間に合わせてTopViewを配信し、キャンペーン期間中のEC上の検索ボリュームが50%程度伸び、店頭の売上にもつながったとしています。※3

リーチ&フリークエンシー:インフィード枠を固定単価で予約する

届ける人数や表示回数、1人に見せる回数を事前に決め、固定の表示単価で予約する買い方です。最大225日前から予約できます。※4 使える広告主は限られているため、利用するには営業担当への相談が必要です。※4

ブランドエフェクト:ユーザーの投稿の中にブランドを入れる

ブランドが用意したARのフィルターやスタンプを、ユーザーが自分の動画の撮影に使える仕組みです。※5 ユーザーの投稿の一部として、ブランドが広がっていきます。

予約型の費用

代理店が公開している目安では、TopViewが500万円〜、リーチ&フリークエンシーが50万円〜、ブランドエフェクトが564万円〜です。※6 運用型のテストとは桁が変わるため、まず社内で予算を確保できるかを確認します。

予約型は配信中に直す余地が小さいため、運用型で反応のよかった動画を持ち込むと、払った金額が生きます。

※1 https://ads.tiktok.com/help/article/tiktok-reservation-topview?lang=en

※2 https://ads.tiktok.com/resources/help/article/about-topview

※3 https://ads.tiktok.com/business/ja/blog/mediqtto-casestudy

※4 https://ads.tiktok.com/help/article/reach-frequency-ad-buying-type

※5 https://techcrunch.com/2023/03/27/despite-uncertain-u-s-future-tiktok-launches-a-branded-effects-platform-for-marketers/

※6 https://pamxy.co.jp/marke-driven/sns-marketing/tiktok-advertisement/

インフィード系の広告には、反応と遷移を変える追加機能を足せる

広告にボタンやスタンプを重ねると、見るだけだった人がタップする理由ができます。遷移先をTikTok内で開くページにすると、読み込み待ちによる離脱を減らせます。

インタラクティブアドオン:広告の上に押したくなる仕掛けを重ねる

クリックや購入を狙う「スタンダード」と、認知を狙う「プレミアム」の2種類があります。※1 スタンダードは、特典を大きく見せる「ディスプレイカード」、クーポンを配る「ギフトコードステッカー」、「投票ステッカー」、「カウントダウンステッカー」の4つです。ギフトコードステッカーなら、見た人はボタンひとつでコードをコピーして使えます。※2

インスタントページ:TikTokを離れずに開くページ

TikTokアプリの中で開く軽量なページで、動画・画像・カルーセル・ボタンを置けます。TikTokの2021年の社内データでは、一般的なモバイルページより最大11倍速く表示されます。※3 一方で、自社サイトに直接人は来ないため、サイト側で取れる情報は減ります。※4

購入まで自社ECサイトで受けたい場合も、インスタントページで商品の魅力を伝え、決済はサイトで受ける組み合わせができます。

※1 https://ads.tiktok.com/business/zh/blog/interactive-addons-entertain-engage

※2 https://ads.tiktok.com/help/article/interactive-add-on-create-ad-gift-code-sticker?lang=en

※3 https://ads.tiktok.com/business/en/blog/instant-page-lightning-fast-experience

※4 https://www.socialmediatoday.com/news/tiktok-launches-instant-pages-ad-display-option-to-improve-load-times-and/617697

【どの広告から、いくらで始めるか相談したい方へ】

TikTok広告を出すまでの6ステップ

TikTok広告の6ステップ攻略図.jpg
出稿までの6工程のうち、いちばん時間がかかるのは4番目の「素材を用意する」です。ほかの工程は管理画面の上で順に進められます。

1. アカウントを用意する

TikTok広告マネージャーで広告アカウントを開設し、会社情報と遷移先のURLを登録します。アカウントにも審査があり、多くは24時間以内に終わります。※1

2. 配信の目的を決める

認知・サイト誘導・購入など、何を成果とするかを選びます。AIは選んだ目的に合わせて配信相手を調整するため、ECなら購入を目的にするのが基本です。

3. 配信対象を決める

年齢・地域・興味関心などで配信相手を設定します。最初は絞り込みすぎず、広めに設定してAIに反応のよい層を探させるほうが学習が進みます。

TikTok広告のターゲティング設計|広さ・最適化シグナル・予算集約とSmart+の使い方 

4. 素材を用意する

縦長の動画を用意します。広告用に作る動画(インフィード広告)の主な入稿規定は次のとおりです。

項目 規定
縦横比 9:16(縦長・推奨)、1:1、16:9
解像度 縦長なら540×960px以上
動画の長さ 5〜60秒(推奨は21〜34秒)
ファイルサイズ 500MB以内
ファイル形式 .mp4、.mov、.mpeg、.3gp、.avi

 

※2 Spark Adsは投稿済みの動画を使うため、長さの制限はありません。※2

BGMには、ビジネス向けに権利処理された「商用音楽ライブラリ」の曲を使います。一般の音楽ライブラリの曲は、広告を含む商用目的では使えません。※3 TikTokの生成AIツール「Symphony Creative Studio」を使えば、商品情報と手持ちの素材からTikTok向けの動画を生成することもできます。※4

【TikTok広告のクリエイティブ制作完全ガイド|広告感を消す3原則と本数設計 】

5. 予算を組んで入稿し、審査を通す

予算と期間を決めて入稿すると審査に入ります。遷移先のページも確認され、却下されたら直して再提出できます。※5

6. 配信して計測し、改善する

反応のよい動画と悪い動画を見比べ、新しい動画に差し替えていきます。購入数を測るには、サイトに計測用のコード「TikTokピクセル」を入れておく必要があります。※6 入れ忘れると、何件売れたか分からないまま予算だけが減ります。

1〜3は最初に一度済ませれば終わります。4〜6は、新しい動画を入れるたびに繰り返す工程です。

【素材の制作から出稿まで、まとめて任せたい方へ】

※1 https://ads.tiktok.com/help/article/account-approval-faq?lang=en

※2 https://ads.tiktok.com/help/article/tiktok-auction-in-feed-ads

※3 https://ads.tiktok.com/help/article/commercial-music-library

※4 https://ads.tiktok.com/creative/creativestudio/home/ja-JP

※5 https://ads.tiktok.com/help/article/ad-review-faq

※6 https://ads.tiktok.com/help/article/tiktok-pixel

自社運用か代理店かの判断と、代理店選びの4つの軸

TikTokに払う広告費は、誰が運用しても変わりません。違いが出るのは、動画を作り続ける手間と、数字を見て直していく手間を誰が引き受けるかです。

代理店に任せたいのは、素材制作と分析に人を割けない場合

毎月の動画づくりと、週ごとの数字の確認。この2つに社内で担当者を置けないなら、代理店への依頼を考えるタイミングです。管理画面の操作そのものは、慣れれば社内でも回せます。

TikTok広告は、同じ動画を流し続けると反応が落ちていきます。そのため、運用が続くかぎり次の作業がくり返し発生します。

  1. 新しい動画の企画・撮影・編集
  2. どの動画が売上につながったかの確認(週に1回程度)
  3. 反応の落ちた動画の差し替えと、予算の配分の見直し

兼任の担当者で手が回らなくなりやすいのは、1番目の動画づくりです。

任せ方は全部か何もしないかの二択ではありません。3つの作業のうち、自社で止まりそうなものだけを切り出して頼めば、費用を抑えながら運用を続けられます。

軸1|公式の認定や資格と、その取得時期を確かめる

TikTokには、代理店の運用実績を評価する制度と、運用担当者の知識を証明する資格があります。代理店向けの制度は、四半期ごとの広告の実績と支援体制で評価され、ランクが与えられます。※1 時期によって「代理店リワード・プログラム」「SMB広告代理店アドバンテージプログラム」と名前が変わっています。※1※2 担当者向けには、TikTok広告の運用経験が1年以上ある人を対象にした認定試験「TikTok Media Buying Professional」があり、合格の効力は2年間です。※3

自社で運用する場合、TikTokの仕様変更や新しい広告メニューの情報を追い続けるのは簡単ではありません。認定や資格は、その代理店が継続的に運用し、仕様を学び続けているかを外から確かめる材料になります。どちらも時期によって状況が変わるため、確認するときは取得した時期まで見ます。

※1 https://netshop.impress.co.jp/index%2Ephp/r/prtimes/items/000000442.000025680

※2 https://www.kwm.co.jp/?p=29862

※3 https://agency.tiktokacademy.com/student/path/2552988

軸2|素材を継続して出せる制作体制があるか

代理店が、月に何本の動画を、誰の手で作れるかを見る軸です。社内で撮影・編集まで行うのか、外部に回すのか、実写か画像の組み合わせかで、出せる本数と差し替えの速さが変わります。

生成AIで動画の本数は増やしやすくなりましたが、何を誰に訴えるかの企画や、出演者を立てた実写の撮影は人の仕事として残ります。また、AIで生成したり大きく加工したりした画像・映像・音声を含む広告には、管理画面でAI生成であることを示す表示を付ける必要があります。※1 代理店を比べるときは、実写とAIの使い分けと、月に出せる本数を聞くと体制の違いがはっきりします。

※1 https://ads.tiktok.com/help/article/about-ad-disclaimers-in-tiktok-ads-manager?lang=en

軸3|広告の遷移先まで手を入れられるか

広告をタップした人が移るページ、ECであれば商品ページやカートまで、代理店が改善の対象にできるかを見る軸です。

広告でタップが集まっても、移った先のページで離れられれば売上は増えません。社内では広告の担当とサイトの担当が分かれていることが多く、「広告の数字は悪くないのに売れない」原因を誰が直すのかが曖昧になりがちです。対応範囲は代理店によって大きく異なり、公式サイトに書かれていないことも多いため、見積もりの段階でページの修正まで含まれるかを確かめます。

軸4|料金の内訳が分かれて示されているか

見積もりの中で、TikTokに払う広告費、代理店に払う運用手数料、動画の制作費が分けて書かれているかを見る軸です。

運用手数料は、広告費の20%前後(15〜30%の幅)とする形が主流で、月額5万〜30万円程度の固定制や、成果1件ごとの成果報酬制もあります(2026年時点の目安)。※1 動画の制作費は手数料とは別に見積もられることが多く※2、基本的な広告動画で1本5万〜15万円、作り込んだもので15万〜30万円程度が目安です。※3

内訳が分かれていれば、自社で運用した場合の人件費や外注費と比べられます。「広告費に対して売上は伸びているが、動画の本数が足りない」といった判断もしやすくなります。

あわせて、広告アカウントを誰の名義で持つかも確認します。TikTokのビジネスセンターには、広告主が持つアカウントに代理店が管理の権限を申請し、広告主が承認する仕組みがあります。※4 代理店の名義でアカウントを作ると、契約を切り替えたときに、それまでの配信データを引き継げない場合があります。

※1 https://atsoho.com/blog/tiktok-ad-management-fee-comparison

※2 https://tatap.jp/knowledge/tiktok-ads-management-agency/

※3 https://0120.co.jp/blog/video-27/

※4 https://ads.tiktok.com/help/article/request-access-to-ad-accounts-in-business-center

よくある質問(FAQ)

よくある質問

広告の審査にはどのくらいかかるか

多くの広告は24時間以内に審査が終わります。ただし、それ以上かかる場合もあります。※1

配信中に動画や設定を編集して保存すると、そのたびに審査がやり直され、最大で24時間ほどかかります。※1 広告アカウントを開設したときの審査とは別のものです。予約型のTopViewは、素材の提出から2日以内にTikTok側の確認が入ります。※2

開始日に合わせて配信したいなら、少なくとも前日までに入稿を終えておくのが安全です。

※1 https://ads.tiktok.com/help/article/ad-review-faq

※2 https://ads.tiktok.com/help/article/tiktok-reservation-topview?lang=en

成果を判断できるまでにどのくらいの期間が必要か

「どの動画が反応を取れるか」は、2週間ほどのテストで見えてきます。「TikTok広告そのものが売上につながるか」の判断には、動画の入れ替えを何度か経た数か月単位の期間が必要です。

配信直後の数日はAIが学習中で数字が安定せず、この段階で判断すると伸びる動画まで止めてしまいます。代理店の中には、成果の判断は3か月を目安とし、最初の1か月は動画の本数だけを見るよう勧めているところもあります。※1

最初の1か月は、売上の金額より「反応のよい動画の型が見つかったか」を見ます。

【TikTok広告で成果が出ない原因とは?CV学習とLITE活用でCPAを下げる運用改善ガイド 】

※1 https://tatap.jp/knowledge/tiktok-ads-management-agency/

まとめ

TikTok広告で最初に決めるべきなのは、2週間のテストで何を確かめるかです。確かめたいのは、自社の商材で手を止めてもらえる動画の型があるかどうか。そのために、インフィード広告かSpark Adsで切り口の違う動画を数本用意し、目標の獲得単価の10倍を1日の予算の目安にして配信します。

型が1つ見つかれば、Smart+への移行や予約型の活用など、次の一手を数字で判断できるようになります。反対に、動画を作り続ける体制が社内にないと分かった時点で、代理店に任せる範囲を決める段階に進みます。どちらに進む場合も、テストの結果がそのまま判断の材料になります。

【まずはテスト配信の設計から相談したい方へ】

参考に、ぜひご覧ください。

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