日本国内で圧倒的な利用率を誇る「LINE」。そのLINE上に広告を出稿できる「LINE広告(旧称:LINE Ads Platform / LAP)」は、企業のマーケティング活動において欠かせない存在となっています。
かつては「最低出稿金額が高い」「申し込みが複雑」と言われていましたが、2026年現在はオンラインで即座にアカウントを開設でき、少額から運用可能なプラットフォームへと進化しています。
本記事では、LINEヤフー株式会社が提供する「LINE広告」の最新仕様、配信面、そして始め方について解説します。
1. LINE広告(旧LAP)とは?
LINE広告とは、月間利用者数9,600万人以上(※)を抱えるコミュニケーションアプリ「LINE」の様々な面に広告を配信できるサービスです。
名称と運営会社の変更
ソース記事等の古い情報では「LINE Ads Platform(LAP)」「LINE株式会社」と記載されていることがありますが、現在は以下の通り変更されています。
• 名称:LINE Ads Platform (LAP) → LINE広告 (LINE Ads)
• 運営:LINE株式会社 → LINEヤフー株式会社
2026年現在の特徴
• 圧倒的なリーチ:日本の人口の大部分をカバーしており、他のSNS(InstagramやX)を使っていない層にもアプローチ可能です。
• Yahoo!広告との連携:LINEヤフーへの統合により、データの連携やYahoo!面への配信など、プラットフォームを横断した活用が進んでいます。
2. 豊富な配信面(LINE VOOM・トークリストなど)
LINE広告は、トーク画面だけでなく、ユーザーの生活に密着した多様な面に配信できます。
• トークリスト(Smart Channel): LINEユーザーが最も頻繁に見る「トーク一覧画面」の最上部に表示される、視認性が非常に高い枠です。
• LINE VOOM(旧タイムライン): ショート動画プラットフォームとして進化した「LINE VOOM」に、縦型動画広告(9:16)を配信できます。若年層を中心とした動画視聴ユーザーへの訴求に最適です。
• LINE NEWS: 月間アクティブユーザーが多いニュースタブ内に、記事と一体化するネイティブ形式で配信します。
• LINEマンガ・LINEポイント: エンタメ関心層やポイ活ユーザーなど、特定の行動をするユーザーにアプローチできます。
【注意】終了したサービス 過去の資料には「LINE BLOG」への配信が記載されていることがありますが、LINE BLOGは2023年にサービスを終了しています。古い情報に惑わされないようご注意ください。
3. ターゲティングと費用感
精度の高いターゲティング
LINE広告の強みは、ユーザーが登録した「LINE ID」に基づく正確なデモグラフィックデータ(みなし属性含む)です。
• 基本属性:年齢、性別、居住地域(都道府県・市区町村レベル)
• 興味関心:ゲーム、美容、金融、旅行など、ユーザーの行動履歴から分類。
• オーディエンス:一度サイトに来た人(リターゲティング)や、購入者と似た人(類似オーディエンス)への配信。
費用・課金形態:1日数百円から可能
かつては「最低出稿予算500万円〜」という時代もありましたが、現在は最低出稿金額の縛りはありません。 クレジットカードを登録すれば、1日1,000円程度の少額予算からでも運用をスタートできます。
• クリック課金(CPC):静止画などでクリックされた時のみ費用発生。
• インプレッション課金(CPM):動画広告などで、表示回数に応じて費用発生。 現在はAIによる「自動入札」が主流であり、目的に合わせて最適な単価で配信されます。
4. クリエイティブ規定(2026年推奨サイズ)
広告素材は、以下のサイズを用意すれば主要な配信面を網羅できます。
• 静止画(1:1 / 正方形)
◦ サイズ:1080 × 1080 px
◦ 最も汎用性が高く、多くの面に配信可能です。
• 動画(9:16 / 縦型)
◦ アスペクト比:9:16
◦ LINE VOOMでの配信において必須となる、スマホ全画面サイズの動画です。
• 静止画(1.91:1 / 横長)
◦ サイズ:1200 × 628 px
◦ トークリスト等の小さい枠で表示される際に有効です。
5. アカウント開設の流れ(オンライン完結)
2019年当時は「抽選」や「先行申し込み」といったフローがありましたが、現在は誰でもすぐにオンラインで開設可能です。
1. 公式サイトから「アカウント開設」をクリック LINEビジネスID(個人のLINEアカウントまたはメールアドレス)でログインします。
2. 基本情報の入力 会社情報、商材情報、請求先情報(クレジットカード等)を入力します。
3. 審査(最短数分〜数日) AIおよび目視による審査が行われます。
◦ ※LINE広告は審査基準が比較的厳格です。「化粧品」や「健康食品」などは薬機法の観点から厳しくチェックされます。
4. 配信開始 審査に通過すれば、管理画面から広告を入稿してすぐに配信スタートできます。
6. まとめ
LINE広告は、もはや「大手企業だけのもの」ではありません。 オンラインで完結し、Yahoo!のデータも活用できるようになった現在、中小企業や店舗集客においても最強のツールの一つです。
• 旧情報に注意:「LAP」「LINE BLOG」「最低予算あり」は過去の話です。
• まずは少額から:クレジットカードのみで、今日からでも配信を始められます。
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