X広告の入稿規定は、わかりにくいのが特徴です。というのもフォーマット別に多くの規定が設けられており、すべて理解するには時間が掛かるからです。
確認しておくと入稿時にトラブルが起きる可能性が少なくなりますが、公式のページから規定を確認するのも面倒です。そこで今回はX広告の入稿規定を、広告ごとにポイントを踏まえながらわかりやすく解説していきます。

1.X広告、フォーマットごとの入稿規定・サイズ一覧
ここからは、X広告の入稿規定をフォーマットごとに解説していきます。なお、投稿に本文を追加できるフォーマットでは、本文の文字数はすべて「半角280文字以内(全角140文字以内)」という制限が基本となります。
※補足
「テキスト広告」「画像広告」「動画広告」「カルーセル広告」といった標準的な広告の入稿規定については、こちらで詳しく解説しています。
プロモ広告(画像広告)
タイムラインやプロフィールページなどに表示される、最も基本的な広告フォーマットです。静止画1枚とテキストで構成され、幅広い目的に活用できます。
| 項目 | 規定・推奨仕様 |
| ファイルサイズ | 最大5MB |
| ファイル形式 | JPG、PNG、GIF(非アニメーション) |
| 推奨アスペクト比 | 1:1(800×800px)または1.91:1(800×418px) |
| 本文 | 半角280文字以内(全角140文字以内) |
プロモ広告(動画広告)
動画とテキストを組み合わせた広告フォーマットです。静止画より多くの情報を直感的に伝えられ、高い訴求効果が期待できます。
| 項目 | 規定・推奨仕様 |
| 推奨アスペクト比 | 1:1(1200×1200px)または16:9(1920×1080px) |
| ファイル形式 | MP4またはMOV |
| ファイルサイズ | 最大1GB |
| 動画の長さ | 最大2分20秒(15秒以下を推奨) |
| 本文 | 半角280文字以内(全角140文字以内) |
X Amplify(プレロール / スポンサーシップ)
配信されているX上の有力な動画コンテンツに対して、動画広告を挿入するフォーマットです。ブランドセーフティを保ちながら認知度を向上させることができます。
| 項目 | 規定・推奨仕様 |
| ファイルサイズ | 最大1GB |
| 動画の長さ | 最大2分20秒(15秒以下を推奨) |
| ファイル形式 | MP4またはMOV |
| 推奨アスペクト比 | 1:1(最小サイズ 600×600) ※1:1以外の場合は最小640×360 |
| 推奨動画ビットレート | 1080pの場合は6,000k〜10,000k 720pの場合は5,000k〜8,000k |
| 推奨フレームレート | 29.97FPSまたは30FPS以上 |
Xライブ
ライブ形式で動画広告を配信できます。ユーザーからの反応をリアルタイムに受けながら、インタラクティブな宣伝ができるのがメリットです。
| 項目 | 規定・推奨仕様 |
| 動画コーデック | H.264/AVC |
| 動画ビットレート | 9Mbps(推奨)、12Mbps(最大) |
| 解像度 | 1280×720(推奨)、1920×1080(最大) |
| フレームレート | 30fps(推奨)、60fps(最大) |
| カルーセル | 最大5つの動画・VOD・GIF・写真を使用可能 |
Xテイクオーバー(旧トレンドテイクオーバー等)
タイムラインの最上部や、「話題を検索(トレンド)」タブの目立つ場所に広告を独占的に配置できる強力なフォーマットです。
| 項目 | 規定・推奨仕様 |
| ファイルタイプ | 6秒ループ再生のGIF画像、MP4、静止画 |
| アスペクト比 | 16:9(GIF画像および静止画) |
| ファイルサイズ | 静止画は5MB、GIF画像は15MBまで |
| トレンドハッシュタグ | 最大全角16文字(半角8文字)必須 |
| トレンドの説明 | 最大30文字(※あからさまな販促表現はNG) |
| コンパニオン広告 | 3〜6件のプロモ広告を連携して作成 |
ブランド機能(ブランド絵文字・通知)
特定のハッシュタグにオリジナルの絵文字(ハッシュフラッグ)を紐付けたり、ユーザーと1対1で会話できる通知機能です。
ブランド絵文字のデザイン: 72×72ピクセル(16×16に縮小しても認識できるシンプルなデザイン)
利用条件: 過去30日でX上での言及が250件を超えるハッシュタグなど、一定の条件あり。

2. 【注意】すでに廃止されているX広告フォーマット
ネット上の古い記事や過去の資料には記載があっても、2026年現在ではすでに廃止、または大幅に仕様が変更されているフォーマットが存在します。以下の広告は現在利用できないため注意してください。
フォロワー獲得広告(プロモアカウント):アカウントのフォロワー増加のみを目的とした専用広告は、2023年に提供終了しました。
モーメント広告:複数のポストをまとめる「モーメント」機能自体が廃止されたため、利用できません。
Xオーディエンスプラットフォーム(旧TAP):X以外の外部アプリへ配信するアドネットワーク機能は、事業売却に伴い事実上終了しています。
3. X広告の入稿規定を守る意味とは?
規定通りに広告を入稿しないと、「そもそも広告が配信されない」「審査に落ちる」「意図しない見切れが発生して効果が落ちる」といったデメリットがあります。規定を遵守することは、広告ランクを適正に保ち、無駄なコストを削減するための第一歩です。
また、X広告では「成人向けのコンテンツ」や「アルコール関連」「政治・理念に基づく広告」などに対して厳しい配信制限が設けられています。
万が一、重大な規定違反を繰り返すと「オフボーディング(Xプラットフォームからのアカウント凍結・排除)」となり、二度と広告が出せなくなるリスクがあるため、警告メッセージが届いた場合は速やかに対応してください。

4. 最新の規定や仕様はどこで確認する?
X広告(旧Twitter広告)の入稿規定の詳細や最新の仕様を知りたい方は、必ずXビジネス(公式ヘルプセンター)を確認する癖をつけてください。たとえば、次のような公式ページで広告フォーマットごとの細かい規定が確認可能です。
特にポリシーのアップデートに関するログは、国ごとに異なる規制や、仕様変更の最新情報をいち早くキャッチできるため非常に役立ちます。
その他にも、以下のような情報源をこまめにチェックすることをおすすめします。
- プレスリリース等で発表されるX公式からの最新ニュース
- 広告・マーケティング関連メディアの最新記事
- X上で発信される、広告運用者たちのリアルタイムなポスト
まずは公式のガイドライン(一次情報)を基準にしつつ、他の運用者の事例なども参考にすると、審査落ちなどのトラブルを未然に防ぐことができるでしょう。

5. まとめ
今回はX広告の入稿規定や画像サイズについて、最新の状況を踏まえて解説しました。
X広告はフォーマットが多彩であり、イーロン・マスク氏の買収以降、管理画面やメニューのアップデートが頻繁に行われています。古い情報に惑わされず、常に最新の規定サイズでクリエイティブを制作することが成功の鍵です。
弊社では、最新のアルゴリズムに合わせたX広告の運用代行・クリエイティブ制作をサポートしております。「審査に落ちてしまう」「どのサイズを作ればいいか分からない」とお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください!










