Facebook広告の出稿する前に・・
SNS広告の中でも、Facebook広告は掲載できる広告の多彩さと細かいターゲティング設定が可能な点が受けています。しかしそれだけにルールも複雑で、すぐに聞かれて回答できる方は少ないのではないでしょうか。
広告フォーマットごとに、規定は異なっているため、Facebook広告の規定でポイントになる点を詳細を見ながら抑えておくとスムーズに広告配信できます。
適切なサイズで入稿しなければ、画像が見切れたり、パフォーマンスが低下したりする原因になります。
本記事では、2026年現在の最新仕様に基づき、Facebook広告で「これだけ用意すればOK」という推奨サイズと、テキストに関する重要ルールを解説します。

1.Facebook広告のテキストを考える上での注意点
Facebook広告を配信する上では、広告内テキストの規定も覚えておく必要があります。しかしどのフォーマットでも共通しているのは、「いかに短い文字数でユーザの興味を引けるテキストを作成できるか」です。
FacebookはSNSであり、モバイルで投稿を閲覧する方がたくさんいらっしゃいます。そのような状況で見出しや説明文が長ったらしい投稿を見ると、見にくさが増してしまいます。
そしてFacebook広告は、他の投稿と同じレイアウトで表示される「ネイティブ広告」形式です。ネイティブ広告ではシンプルに伝わる投稿を作成しないと、投稿内に自社広告が埋もれて効果が出ないときも少なくないです。ですからFacebook広告を作成する際は画像や動画も魅力的にしながら、簡潔なテキストで訴求を行う必要があります。
たとえばFacebook広告では、表示形式ごとに設定したテキストが非表示になったり、削り取られる可能性があります。そうなっても大丈夫なように、一番言いたいことは左上に書いておきましょう。こうしておけば一部しか表示されなくても、アピールポイントは伝わります。
ちなみにテキストが表示されないからと言って、任意の項目は省いても大丈夫というわけでもありません。魅力的なキャッチコピーで、ユーザーの興味を引ける場合もあるからです。場合にもよりますが、テキストは任意の項目も含めて設定しておくと訴求がしやすくなるでしょう。
20%ルールについて
以前のFacebook広告には「画像内のテキスト量が20%を超えると配信が制限される(20%ルール)」という規定があり、確認が必須でした。
現在は、この20%ルールは撤廃されています。 文字が多い画像でも広告配信は可能です。
ただし、Facebookは「ネイティブ広告(友達の投稿と同じレイアウトで表示)」であるため、文字が多すぎる広告はユーザーに敬遠され、結果として効果が落ちる傾向にあります。
ルール上はOKでも、ユーザー体験を損なわないよう「シンプルで伝わるデザイン」を心がけることが重要です。
テキストの「見切れ」対策
Facebook広告のテキスト(メインテキスト)は、表示されるデバイスや配置によって後半が省略(「もっと見る」と表示)される可能性があります。
ユーザーに必ず伝えたい「訴求ポイント」や「結論」は、テキストの冒頭(左上)に配置するようにしましょう。

2.Facebook広告で絶対用意するべき画像サイズや注意点とは?
Facebook広告には多数の配置がありますが、すべてのサイズを個別に作る必要はありません。
現在は、以下の2種類のサイズを用意すれば、ほぼすべての主要な配信面をカバーできます。
| 用途 | 推奨アスペクト比 | 推奨解像度 |
主な配信面
|
| 基本(正方形) | 1:1 | 1080 × 1080px |
Facebook/Instagramフィード、マーケットプレイス、受信箱など
|
| 縦型(全画面) | 9:16 | 1080 × 1920px |
ストーリーズ、リール(Reels)
|
Facebook広告、Instagram広告の各画像要件は、以下の通りです。
Facebookフィード広告

デザインの推奨事項
- ファイルタイプ: JPGまたはPNG
- アスペクト比: 1.91:1~4:5
- 解像度:
-アスペクト比が1:1の場合: 1,440 x 1,440ピクセル
-アスペクト比が4:5の場合: 1,440 x 1,800ピクセル
テキストの推奨事項
- メインテキスト: 50~150文字
- 見出し: 27文字以内
技術要件
- 最大ファイルサイズ: 30MB
- 最小幅: 600ピクセル
- 最小高さ:
-アスペクト比が1:1の場合: 600ピクセル
-アスペクト比が4:5の場合: 750ピクセル - アスペクト比の比率許容誤差: 3%
Facebook右側広告枠

デザインの推奨事項
- ファイルタイプ: JPGまたはPNG
- アスペクト比: 1:1
- 解像度: 1,080 x 1,080ピクセル以上
画像サイズが小さいため、画像上にテキストを追加しないことをおすすめします。
テキストの推奨事項
- 見出し: 40文字以内
- 技術的要件
- 最小幅: 254ピクセル
- 最小高さ: 133ピクセル
Facebookインストリーム動画

デザインの推奨事項
- ファイルタイプ: JPGまたはPNG
- アスペクト比: 1.91:1~1:1
- 解像度: 1,080 x 1,080ピクセル以上
画像サイズが小さいため、画像上にテキストを追加しないことをおすすめします。
テキストの推奨事項
- メインテキスト: 125文字以内
- 見出し: 40文字以内
- 説明: 30文字以内
技術要件
- 最大ファイルサイズ: 30MB
- 最小幅: 600ピクセル
- 最小高さ: 600ピクセル
- アスペクト比の比率許容誤差: 3%
Facebook動画フィード

デザインの推奨事項
- ファイルタイプ: JPGまたはPNG
- アスペクト比: 1.91:1~4:5
- 解像度:
-アスペクト比が1:1の場合: 1,440 x 1,440ピクセル
-アスペクト比が4:5の場合: 1,440 x 1,800ピクセル
テキストの推奨事項
- メインテキスト: 50~150文字
- 見出し: 27文字以内
技術要件
- 最大ファイルサイズ: 30MB
- 最小幅: 600ピクセル
- 最小高さ:
-アスペクト比が1:1の場合: 600ピクセル
-アスペクト比が4:5の場合: 750ピクセル - アスペクト比の比率許容誤差: 3%
Facebook Marketplace

デザインの推奨事項
- ファイルタイプ: JPGまたはPNG
- アスペクト比: 1:1
- 解像度: 1,080 x 1,080ピクセル以上
テキストの推奨事項
- メインテキスト: 125文字以内
- 見出し: 40文字以内
- 説明: 30文字以内
技術的要件
- 最大ファイルサイズ: 30MB
Facebookストーリーズ

デザインの推奨事項
- ファイルタイプ: JPGまたはPNG
- アスペクト比: 9:16
- 解像度: 1,440 x 2,560ピクセル
画像の最上部から約14% (250ピクセル)および最下部から約20% (340ピクセル)の範囲にはテキストやロゴを配置せず、これらのクリエイティブ要素がCTAなどのUI要素で隠されないようにします。
テキストの推奨事項
- メインテキスト: 125文字以内
- 見出し: 40文字以内
技術要件
- 最大ファイルサイズ: 30MB
- 最小幅: 500ピクセル
- アスペクト比の比率許容誤差: 1%
Facebookリール広告

デザインの推奨事項
- ファイルタイプ: JPGまたはPNG
- アスペクト比: 1.91:1~1:1
- 解像度: 1,080 x 1,080ピクセル以上
画像サイズが小さいため、画像上にテキストを追加しないことをおすすめします。
テキストの推奨事項
- メインテキスト: 60文字以内
- 見出し: 10文字以内
技術的要件
- 最大ファイルサイズ: 30MB
- 最小幅: 600ピクセル
- 最小高さ: 600ピクセル
- アスペクト比の比率許容誤差: 3%
Facebook上の検索結果

デザインの推奨事項
- ファイルタイプ: JPGまたはPNG
- アスペクト比: 1.91:1~1:1
- 解像度: 1,080 x 1,080ピクセル以上
テキストの推奨事項
- メインテキスト: 125文字以内
- 見出し: 40文字以内
- 説明: 30文字以内
技術的要件
- 最大ファイルサイズ: 30MB
- 最小幅: 600ピクセル
- 最小高さ: 600ピクセル
- アスペクト比の比率許容誤差: 3%
Facebookビジネス発見

デザインの推奨事項
- ファイルタイプ: JPGまたはPNG
- アスペクト比: 1.91:1~1:1
- 解像度: 1,080 x 1,080ピクセル以上
テキストの推奨事項
- メインテキスト: 125文字以内
- 見出し: 27文字以内
- 説明: 27文字以内
技術要件
- 最大ファイルサイズ: 30MB
- 最小幅: 600ピクセル
- 最小高さ: 600ピクセル
- アスペクト比の比率許容誤差: 3%
Facebookリール

デザインの推奨事項
- ファイルタイプ: JPGまたはPNG
- アスペクト比: 9:16
- 解像度: 1,440 x 2,560ピクセル
画像サイズが小さいため、画像上にテキストを追加しないことをおすすめします。
テキストの推奨事項
- メインテキスト: 40文字以内
- 見出し: 55文字以内
技術要件
- 最大ファイルサイズ: 30MB
- 最小幅: 600ピクセル
- 最小高さ: 600ピクセル
- アスペクト比の比率許容誤差: 3%
Instagramプロフィールフィード広告

デザインの推奨事項
- 画像のファイルタイプ: JPGまたはPNG
- 推奨アスペクト比: 1:1
- すべての対応アスペクト比: 1.91:1~4:5
- 解像度: 1,080 x 1,080ピクセル以上
テキストの推奨事項
- メインテキスト: 125文字以内
- 見出し: 40文字以内
- 最大ハッシュタグ数: 30
技術的要件
- 最大ファイルサイズ: 30MB
- 最小幅: 500ピクセル
- 最小高さ: 400ピクセル
- 最小アスペクト比: 400 x 500
- 最大アスペクト比: 191 x 100
- アスペクト比の比率許容誤差: 1%
Instagramフィード

デザインの推奨事項
- 画像ファイルタイプ: JPGまたはPNG
- アスペクト比: 1:1
- 解像度: 1,440 x 1,440ピクセル
テキストの推奨事項
- メインテキスト: 125文字以内
- 見出し: 40文字以内
- 最大ハッシュタグ数: 30
技術要件
- 最大ファイルサイズ: 30MB
- 最小幅: 500ピクセル
- 最小アスペクト比: 400 x 500
- 最大アスペクト比: 191 x 100
- アスペクト比の比率許容誤差: 1%
Instagramストーリーズ

デザインの推奨事項
- 画像ファイルタイプ: JPGまたはPNG
- アスペクト比: 9:16
- 解像度: 1,440 x 2,560ピクセル
画像の最上部から約14% (250ピクセル)および最下部から約20% (340ピクセル)の範囲にはテキストやロゴを配置せず、これらの重要なクリエイティブ要素がプロフィールアイコンやコールトゥアクションで隠れないようにします。
テキストの推奨事項
- メインテキスト: 125文字以内
技術要件
- 最大ファイルサイズ: 30MB
- 最小幅: 500ピクセル
- アスペクト比の比率許容誤差: 1%
Instagramリール

デザインの推奨事項
- ファイルタイプ: JPGまたはPNG
- アスペクト比: 9:16
- 解像度: 1,440 x 2,560ピクセル
アセットの最上部から約14%、最下部から約35%、および両側の約6%の範囲には、テキストやロゴやその他の重要なクリエイティブ要素を配置しないようにしてください。
それらの重要な要素が切り取られたり、プロフィールアイコンやコールトゥアクションで隠されたりしないようにするためです。
テキストの推奨事項
- メインテキスト: 72文字以内
技術要件
- 最大ファイルサイズ: 30MB
- 最小幅: 500ピクセル
- アスペクト比の比率許容誤差: 1%
Instagram発見タブ

デザインの推奨事項
- 画像のファイルタイプ: JPGまたはPNG
- アスペクト比: 9:16
- 解像度: 1,080 x 1,080ピクセル以上
テキストの推奨事項
- メインテキスト: 125文字以内
技術的要件
- 最大ファイルサイズ: 30MB
- 最小幅: 500ピクセル
- アスペクト比の比率許容誤差: 1%
Instagram発見ホーム

デザインの推奨事項
- 画像のファイルタイプ: JPGまたはPNG
- アスペクト比: 1:1
- 解像度:1080 x 1080ピクセル
テキストの推奨事項
- メインテキスト: 125文字以内
- 見出し: 40文字以内
- 最大ハッシュタグ数: 30
技術要件
- 最大ファイルサイズ: 30MB
- 最小幅: 500ピクセル
- 最小アスペクト比: 400 x 500
- 最大アスペクト比: 191 x 100
- アスペクト比の比率許容誤差: 1%
Audience Network

デザインの推奨事項
- ファイルタイプ: JPGまたはPNG
- アスペクト比: 9:16
- 解像度: 398 x 208ピクセル以上
テキストの推奨事項
- メインテキスト: 125文字以内
- 見出し: 40文字以内
- 説明: 30文字以内
技術的要件
- 最大ファイルサイズ: 30MB
- 最小幅: 398ピクセル
- 最小高さ: 208ピクセル
Audience Network動画リワード

デザインの推奨事項
- ファイルタイプ: JPGまたはPNG
- アスペクト比: 1.91:1~4:5
- 解像度:
-アスペクト比が1:1の場合: 1,440 x 1,440ピクセル
-アスペクト比が4:5の場合: 1,440 x 1,800ピクセル
テキストの推奨事項
- メインテキスト: 50~150文字
- 見出し: 27文字以内
技術要件
- 最大ファイルサイズ: 30MB
- 最小幅: 600ピクセル
- 最小高さ:
-アスペクト比が1:1の場合: 600ピクセル
-アスペクト比が4:5の場合: 750ピクセル - アスペクト比の比率許容誤差: 3%
Messengerストーリーズ

デザインの推奨事項
- ファイルタイプ: JPGまたはPNG
- アスペクト比: 9:16
- 解像度: 1,080 x 1,080以上
画像の上下約14% (250ピクセル)の範囲にはテキストやロゴを配置しないようにし、これらの重要な要素がコールトゥアクションで隠れないようにします。
テキストの推奨事項
- メインテキスト: 125文字以内
- 見出し: 40文字以内
技術要件
- 最大ファイルサイズ: 30MB
- 最小幅: 500ピクセル
- アスペクト比の比率許容誤差: 1%
上記を見ると、フォーマットごとにさまざまな推奨解像度やアスペクト比が用意されているのが分かります。Facebook広告初心者にとって、すべての内容に対応するのはとても骨が折れる作業です。
ただしFacebook広告では、フォーマットによってクリエイティブを自動で調整してくれる機能があります。この機能を活用すれば、少ない画像枚数で複数の広告フォーマットに対応可能です。
パソコンが主流の時代は横長の画像も多い状態でしたが、それだとスマホでは横画面にしないと全容が分かりません。モバイルファーストがうたわれている現在では、スマホに適した正方形か縦長の画像を用意したほうが広告配信を最適化できます。正方形であれば、パソコンでもスマホでも違和感なく広告を表示できます。px要件も、1080×1080pxだと多くのFacebook広告フォーマットをクリアできます。
また正方形クリエイティブを起点に、他フォーマットの画像を制作することも可能です。
まずは上記のようなサイズを用意して、Facebook画像広告を開始してみてはいかがでしょうか。
参考サイト:https://www.facebook.com/business/ads-guide/update/image/facebook-right-hand-column
3.Facebook広告で動画を使う際の規定や注意点とは?
Facebook広告では、動画広告も行えます。
モバイル向けの動画広告推奨アスペクト比は、
・フィード配置・・・4:5
・インストリーム動画・・・ 16:9
・Audience Networkインストリーム動画・・・16:9
となっています。
また動画の長さの要件は、
- Facebookフィード・・・1秒~241分
- Facebookインストリーム動画・・・
デスクトップ: 5秒~15秒。※動画の長さの上限は、目的によって異なります。
モバイル: 5秒~10分。※動画の長さの上限は、目的によって異なります。 - Facebook動画フィード・・・1秒~241分
- Facebook Marketplace・・・1秒~241分
- Facebookストーリーズ・・・ 1秒~2分
- Facebook上の検索結果・・・1秒~241分
- Facebookビジネス発見・・・1秒~241分
- Facebookリール・・・最長時間の制限はありません。
- Facebookリール広告・・・4秒~15秒
- Instagramプロフィールフィード広告・・・1秒~60分
- Instagramプロフィールリール動画広告・・・0秒~15分
- Instagramフィード・・・1秒~60分
- Instagramストーリーズ・・・1秒~60分
- Instagram発見タブ・・・1秒~60分
- Instagramリール・・・0秒~15分
- Audience Network・・・1秒~2分
- Audience Network動画リワード・・・3秒~61秒
- Messengerストーリーズ・・・1秒~2分
- Facebook右側広告枠・・・1秒~241分
- Facebookグループのフィード・・・1秒~241分
動画広告を制作する際の注意点
動画広告の原稿を作成する際は、長すぎる広告はNGということをよく覚えておきましょう。一般的に長い動画はユーザーが敬遠し、離脱が起きやすくなります。テーマをなるべく絞ってある程度の動画時間に収めたほうが、内容が凝縮されテーマも伝わりやすくなります。
特にInstagramで広告作成する際は、ルールとして120秒を超過する広告は打てません。そういった点も配慮しながら、動画広告原稿を作成する必要があります。別々に動画を撮影して用意するのが非常に手間だと思う場合は、Facebook用の動画を撮影して他フォーマット用に調整する方法もおすすめです。
「Hub Spot」の調査では、Facebookで最もエンゲージメントが獲得できるのは1分前後の動画と言われています。そしてInstagramでは26秒前後が最適という結果が出ています。まずFacebookで1分前後の動画を撮影し、それから短い別バージョンに編集してInstagram用にもう一つ動画を用意しておくと安心かもしれません。
もちろん商品やサービスによって、最適な再生時間は変わってくるでしょう。
動画広告を運用する際は分析を行いながらABテストなども実施し、適切な動画時間をつかんでください。

4.まとめ
今回はFacebook広告の画像サイズなどの規定を見ながら、おすすめの画像サイズや動画再生時間などをご紹介してきました。
Facebook広告になれるには、まず実際に触りながら運用するのが一番です。
その際、画像サイズや動画再生時間の調整などでもたもたしていると、時間が削られて非常にもったいないです。まずは今回ご紹介した画像サイズや動画再生時間で原稿を作って、効果を測定してみると効率よくPDCAサイクルが回せます。
なれてきたら適切な画像サイズや動画再生時間ごとに、別途クリエイティブを用意してみてください。









