Twitter広告初心者の方へ
SNSマーケティングにおいてはSNS広告も利用可能であり、特にTwitter広告は日本でのアクティブユーザーが多いTwitter上で広告配信ができるツールとして人気があります。Twitter懸賞をやっている方は、Twitter広告でのプロモーションによく遭遇すると思います。
今回はTwitter広告の利用を始める方に向けて、スムーズに出稿までの手順をクリアできるよう、ご紹介していきます。

1.Twitter広告を始めよう!
Twitter広告とはTwitterのタイムラインなどに広告を配信できるサービスです。
SNS広告には
・Facebook広告
・Instagram広告
・Youtube広告
といった種類がありますが、Twitter広告は特に拡散力に優れているのが特徴です。
面白みのある投稿が受ける傾向にあり、目に留まって注目されると投稿がどんどんリツイートで拡散され、二次拡散や三次拡散などが発生しやすいです。ユーザーが拡散してくれた分の広告では課金が発生しないので、拡散されればされるほど費用対効果が高まります。
Twitter広告の特徴や概要についてはこちらの記事でまとめてありますので、気になる方は是非読んでみてください。

2.これをみて一緒にやろう!Twitter広告配信までの手順
ここからは初めてのTwitter広告配信で行う操作を、手順ごとにご紹介していきます。
1.広告用のアカウントを作成する
まずはTwitter広告マネージャーを作成して、広告キャンペーンの作成や分析を行えるようにする必要があります。
広告用の自社アカウントを作成するのは当然ですが、すぐに審査が通らない点にも注意してください。Twitter広告を配信できるようになるためには、Twitterアカウントのプロフィール欄を一通り埋めた上で数週間程度通常の投稿を行って実績を重ねていく必要があります。
仮に
・プロフィール欄を埋めていない
・投稿を行わないで数週間放置する
といった対応を行うと審査が通らず広告を発信できない可能性があります。
まずは地道に投稿を行い、Twitter広告が打てるように調整を行いましょう。
2.Twitter広告メニューから詳細に移動して、配信目的の選択を行う
広告マネージャー利用の準備ができたら、次はTwitterの「もっと見る」をクリックして「Twitter広告」を選択します。
すると詳細画面が表示されるので、画面右の「Twitter広告を設定する」をクリックしましょう。そして
・国
・タイムゾーン
を入力して次へ進み、配信目的の選択画面に移動します。
・ブランド認知度の向上
・検討
・コンバージョン
の3つのカテゴリーから、目的に合った内容にチェックを入れてみてください。
3.キャンペーン詳細を設定する
次はキャンペーンの詳細を設定していきます。
・キャンペーン名
・お支払い方法
・日別予算
・総予算(オプション)
・開始日時
・終了日時(オプション)
・詳細設定(オプション)
などを埋めていきましょう。
お支払い方法には、会社のクレジットカードなど予算の元になる方法を設定しましょう。
また日別予算や総予算で、1日当たりに消化したい予算の変更が可能です。
終了日時はオプションですが、設定しないと予算上限に達するか中止設定を行わない限り配信が継続されて予算が減るので注意してください。また詳細設定項目では、
・標準配信:デフォルト設定、1日を通して広告を表示する
・集中化配信 :時間に制約のあるキャンペーンについて、毎日できるだけ広告配信する
の2種類からTwitter広告の配信方法を選択可能です。
4.広告グループを設定する
次に広告グループを設定していきます。
・広告グループ名
・開始日時 (オプション)
・終了日時(オプション)
・広告グループの総予算 (オプション)
・入札タイプ
・最適化設定
・測定オプション (オプション)
などの設定項目に入力を行っていきましょう。
広告グループごとに別途開始日時や終了日時、また予算などを設定可能です。設定しないとキャンペーンと同じ設定になります。
また入札タイプは
・自動入札(推奨)
・目標コスト
の2種類があります。最初は推奨の自動入札にして、広告ノウハウが蓄積されてきたら目標コストを設定してみてもよいでしょう。
最適化設定は
・最大リーチ
・エンゲージメントを伴うリーチ
から選択可能です。
また測定オプションでは
・オーディエンス測定タグ
・DoubleClickトラッキング
といった各タグの追加ができます。
5.ターゲティング設定を行う
次に広告グループ欄下にあるターゲティングの設定項目を埋めていきます。
・性別
・年齢
・場所 (オプション)
・言語 (オプション)
・オペレーティングシステム (オプション)
・端末モデル (オプション)
・携帯電話会社 (オプション)
・次の期間に新しい端末を購入した利用者をターゲティング
・キーワード (オプション)
・カスタムオーディエンス (オプション)
・選択したカスタムオーディエンスのフォロワーが似ているオーディエンスを含める
・キーワード (オプション)
・フォロワーが似ているアカウント (オプション)
・興味関心 (オプション)
・映画とTV番組 (オプション)
・イベント (オプション)
・会話トピック (オプション)
・追加オプション
・Twitterのプレースメント
といったように大量の項目が用意されているのがポイントです。ターゲティング設定が細かくできるという点ではFacebook広告が有名ですが、Twitter広告でもユーザーのデバイスや興味関心など細かいターゲティングができるようになっています。
6.広告として配信するツイートを選択する
最後に広告として配信するツイートを選択していきます。
初回の配信ではその場でクリエイティブを作るのではなく、既存の投稿から広告にする内容を選びます。面倒ですが通常の投稿として広告をまず1回上げておきましょう。2回目以降はテキストや画像をTwitter広告マネージャーから入力してその場でアップロード可能なので覚えておきましょう。
設定を終えたら「キャンペーンの開始」をクリックして広告配信は終了です。
分析しながら効果を計測して改善してみてください。

3.Twitter広告のクリエイティブ入稿規定は?
Twitter広告を始める場合は、クリエイティブに関する入稿規定をあらかじめ押さえておきましょう。
- テキストのみ:半角280文字、全角140文字まで
- 画像付き:画像を4枚まで投稿可能、ただしGIFの場合1枚まで
- 動画付き:最大1GBまでアップロード可能、2分20秒までの動画に対応
- Twitterカード:画像ファイル形式はPNGとJPEGを推奨、BMPとTIFFは使えないなど
Twitterで出稿できる広告のフォーマットはかなり多く、すべてを網羅して説明することはできません。
詳しくは公式ページで確認してみてください。

4.まとめ
今回はTwitter広告の入稿手順や入稿規定などをご紹介してきました。
Twitter広告を使えば日本の幅広い層へリーチ可能です。ただし入稿手順においてはアカウントを運用した実績がないとTwitter広告マネージャーを利用できず、最初の入稿は既存の投稿からしか広告を選べない点などに注意してみましょう。
ぜひTwitter広告を利用して自社のファンを広げてみてください。











